シボレー コルベット 新型の6.2リットルV8…10ベストエンジン2015に選出

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米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは12月10日、新型『コルベット』の6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンが、『ワーズオートワールド』誌が主催する「10ベストエンジン2015」に選ばれた、と発表した。

10ベストエンジンは1995年から開催。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者が10エンジンを選出する。

選考条件は、2015年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万ドル(約710万円)以下に限定される。したがって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外された。

10ベストエンジン2015に選出されたのが、新型コルベットに搭載される新開発の6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジン。最大出力460hp、最大トルク63.6kgmを引き出す。気筒休止システムを採用し、燃費性能を引き上げた。

トランスミッションは8速ATまたは7速MT。強化されたエンジンを得た新型は、0‐96km/h加速3.8秒の実力。先代の4.2秒よりも、0.4秒速い。

『ワーズオートワールド』誌は、選出の理由について、「コルベットの460hpのV8は、デトロイト製マッスルカーの伝統を連想させる排気音。それでいて、燃費性能も良好」と、コメントしている。

《森脇稔》

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