ドイツの自動車大手、ダイムラーは12月9日、中国におけるメルセデスベンツ乗用車の累計生産台数が50万台に到達した、と発表した。
2006年、ダイムラーは、北京汽車(BAIC)との間で、中国合弁会社の北京ベンツを設立。2006年からメルセデスベンツ『Eクラス』を、2008年から『Cクラス』を現地生産している。2011年11月からは、『GLKクラス』も生産車種に加わった。中国専用のEクラスのロングホイールベース仕様も組み立てている。
2015年初頭からは、第4の現地生産車として、『GLAクラス』が加わる予定。累計生産50万台は、2006年のEクラスから数えて、8年で達成した記録となる。また、50万台の半分のおよそ25万台は、過去2年での生産分。
記念すべき50万台目となったのは、新型Cクラスの中国専用のロングホイールベース車。北京ベンツの北京工場からのラインオフを、工場の従業員が祝福した。
ダイムラーで中国事業を統括するHubertus Troska取締役は、「現地生産への投資は、中国におけるメルセデスベンツの将来の成長に対する主要な原動力」とコメントしている。