長良川鉄道、ナガラ1形の引退記念フリー切符発売

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長良川鉄道はナガラ1形の引退記念切符を12月20・21・23日に発売する。写真は現存する唯一のナガラ1形ナガラ10。
  • 長良川鉄道はナガラ1形の引退記念切符を12月20・21・23日に発売する。写真は現存する唯一のナガラ1形ナガラ10。
  • ナガラ1形はナガラ1~12の12両が製造されたが、ナガラ10を除く11両は既に廃車済みとなっている。写真は北濃駅で発車を待つナガラ4(2006年)。

長良川鉄道はナガラ1形気動車の引退にあわせ、「さよならナガラ1型記念フリーきっぷ」を発売する。

さよなら運行が行われる12月20・21・23日の3日間、美濃太田・関・美濃市・郡上八幡・美濃白鳥各駅で発売。発売日のうち1日に限り、長良川鉄道の全線が自由に乗り降りできる。発売額は3000円。発売枚数は300枚限定で、売切れ次第発売を終了する。

ナガラ1形は1986年12月11日、長良川鉄道が国鉄越美南線の運営を引き継いだ際に導入した車両。富士重工業が開発したレールバス「LE-Car」で、1986年から1987年にかけてナガラ1~12の12両が製造された。その後、ナガラ300形など新型車両の導入に伴い廃車が進み、最後に残ったナガラ10も12月23日限りで運行を終了する。

《草町義和》

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