11月の企業倒産件数、16か月連続減少で今年最少を記録…帝国データバンク

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件数・負債総額の推移
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帝国データバンクは、11月の企業倒産集計を発表した。倒産件数は671件で、前年同月比18.2%の大幅減少を記録し16か月連続で前年同月を下回り、8月(683件)を下回り今年最少を記録したほか、2006年9月(667件)以来の低水準となった。

負債総額は1100億2300万円と、前年同月から17.6%減少し、6か月連続で前年同月を下回った。2014年3月(1119億6000万円)を下回り、2000年以降で最小となった。

業種別に見ると、7業種中6業種で前年同月を下回り、なかでも建設業(141件、前年同月比19.0%減)は26か月連続の前年同月比減少を記録したほか、卸売業(96件、同34.2%減)と製造業(80件、同32.8%減)の2業種は30%以上の劇的な減少となった。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は532件(前年同月比23.5%減)となった。構成比が79.3%と、17か月ぶりに80%を割り込んだ。

《成瀬雄太@DAYS》

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