はねられた歩行者を救護していた男性、ひき逃げされ重傷

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4日午後4時50分ごろ、新潟上越市内の県道で、交通事故で負傷した歩行者を救護しようとしていた74歳の男性が、別のクルマにはねられる事故が起きた。救護しようとしていた男性は重傷。クルマはそのまま逃走したため、警察はひき逃げ事件として捜査を開始した。

新潟県警・上越署によると、現場は上越市昭和町2丁目付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。64歳の男性が徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車と接触して車道で転倒。これを目撃した74歳の男性が車道に出て、倒れている男性を救護していたところ、後ろから進行してきた別のクルマにはねられた。

この事故で後からはねられた男性が足を骨折するなどの重傷。最初にはねられた男性も重傷を負い、近くの病院へ収容されている。救護していた男性をはねたクルマはそのまま北進して逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場はスーパーマーケットの前。交通量は多く、近くには横断歩道や信号機の設置された交差点もあるが、遠回りを嫌ってショートカット横断する人が絶えないという。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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