インドの乗用車市場で、最も高いシェアを握るスズキの子会社、マルチスズキが2014年10月、インド市場で発売したばかりの新型車、『シアズ』。同車が、サービスキャンペーンを実施する。
これは12月1日、マルチスズキが明らかにしたもの。同社は、シアズに関して、「不具合の疑いのあるクラッチ関連の部品を交換する」と発表している。
対象となるのは、2014年11月7日までに生産されたマニュアルトランスミッション搭載の3796台。マルチスズキは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、クラッチ関連部品の無償交換を行う。
なお、サービスキャンペーンとは、リコールの届け出や改善対策の届け出に該当しないような不具合で、自動車メーカーが自主的に、商品性や品質の改善措置を行うことを指す。
シアズは2013年4月、上海モーターショー13において、『オーセンティックス』の名前で初公開。2014年1月のデリーモーターショー14では、シアズに車名を改め、インドで発表。インドでは、ミッドサイズのプレミアムセダンとして販売されている。