JAF、ヘッドライト点灯状況全国調査結果を公開…日の入り時の点灯率は僅か22.8%

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JAF(日本自動車連盟)は、薄暮・夜間時の交通事故防止を目的とした早期ヘッドライト点灯促進活動の一環として、10月15日から11月4日までの間、第1回目のヘッドライト点灯状況調査を全国で行い、その結果を公開した。

調査は晴天時を限定し、日の入り30分前から日の入り15分後、各都道府県のJAF支部近郊47箇所、4万4910台に対して調査を実施した。

早期点灯としてJAFが推奨している日の入り時刻30分前にヘッドライトを点灯している車は、全体の0.9%だった。道路交通法により、ヘッドライトの点灯が義務付けられている夜間における日の入り時(日の入り時間から5分間)の点灯率は22.8%だった。

また、日の入り後の5分間経過時では44.1%、更にその5分後では72.7%と、日の入り後にヘッドライトを点灯するドライバーが急速に増加することもわかった。

JAFが8月に行ったヘッドライトに関するアンケート結果では、「早めのライト点灯を実践している」と回答したユーザーは81%に達しており、ドライバーの意識と行動のかい離が明確となった。このかい離を埋めるため、JAFは「早期ヘッドライト点灯促進特設サイト」において、都道府県別の具体的な日没時間や推奨する早期点灯時刻を毎日案内する。

JAFは、前述の特設サイトを中心に、道路交通法に定められているヘッドライト点灯時間に関する知識を自動車ユーザーへ伝え、早期ヘッドライト点灯の必要性について積極的に啓発活動に取り組んでいくとした。

《村尾純司@DAYS》

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