米国のEVメーカー、テスラモーターズは11月17日、米国カリフォルニア州のフリーモント工場を改修した、と発表した。
テスラモーターズのカリフォルニア州フリーモント工場は、元々、GMとトヨタ自動車の合弁工場、「NUMMI」だった。NUMMIは2010年春に閉鎖。その後、テスラモーターズがNUMMIを購入し、現在ではEVの『モデルS』を組み立てている。
テスラモーターズは一時的に、フリーモント工場の製造ラインを停止し、大規模な改修工事に取り組んできた。今回、その改修工事が完了。工場の設備は、大幅にアップデートされた。
中でも、製造ラインには、最新鋭のロボットを導入。車体プレス加工の生産能力も引き上げられ、パワートレインの組み立て工程の強化も図った。
2013年、テスラモーターズは年間およそ2万2000台を生産。2014年は、年間約3万5000台の生産を見込む。同社は、「2015年末までには、さらに生産能力を50%増強する」と説明している。