ダイハツ工業は11月27日、『タント』のエアバッグ制御コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『タント』1車種で、2014年1月9日~5月27日に製造された計4万0506台。
エアバッグ制御コンピュータにおいて、加速度センサの製造が不適切なため、当該センサ内部の展開信号を出力する回路に亀裂が生じ、回路が断線されることがある。そのため、エアバッグ展開信号を誤って出力し、意図せずエアバッグが展開するおそれがある。
改善措置として、全車両、エアバッグ制御コンピュータの製造番号を確認し、該当する車両はエアバッグ制御コンピュータを良品と交換する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。