路肩を歩いていた歩行者に飲酒運転のクルマが衝突

自動車 社会 社会

20日午後10時30分ごろ、北海道稚内市内の市道で、道路左側の歩道や車道を歩いていた歩行者に対し、後ろから進行してきたワゴン車が衝突する事故が起きた。この事故で4人が死傷。警察はクルマを運転していた23歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

北海道警・稚内署によると、現場は稚内市栄3丁目付近で片側1車線の直線区間。男女6人は道路左側の歩道と車道の路肩部分を歩いていたところ、路肩を歩いていた4人が後ろから進行してきたワゴン車にはねられた。

この事故で84歳の男性が全身強打でまもなく死亡。70歳代の男女3人が重軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察はひき逃げ事件と判断したが、約10分後に戻ってきた同市内に在住する23歳の男が事故への関与を認めた。

男の呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。自動車運転死傷行為処罰法違反やひき逃げ容疑でも調べを進めている。

事故当時、歩道には除雪で生じた雪が積み上げられており、通行できる幅員が狭くなっていた。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース