イタリアの自動車大手、フィアットは11月19日(日本時間11月20日)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー14において、『500X』の北米仕様車を初公開した。
フィアット500Xは2014年10月、パリモーターショー14でワールドプレミア。同車は、フィアット『500』シリーズに加わった新たな派生モデル。ハッチバックのフィアット500、MPVのフィアット『500L』などに続いて、500シリーズがバリエーションを拡大した。
500Xの外観デザインは、フロントマスクなどに、500シリーズのアイデンティティを表現。ボディサイズは、全長4250mm、全幅1800mm、全高1610mm。ハッチバックのフィアット500に対して、ひと回り大きい。
フィアット500Xは、米国を含めた世界100以上の市場に投入される予定。11月19日、ロサンゼルスモーターショー14では、北米仕様車が初公開された。
北米仕様のエンジンは、ガソリン2種類。1.4リットル直列4気筒「マルチエア」ターボは、最大出力160hp、最大トルク25.4kgmを発生する。トランスミッションは6速MT。
自然吸気の2.4リットル直列4気筒「タイガーシャーク・マルチエア2」は、最大出力180hp、最大トルク24.2kgm。トランスミッションは9速ATを組み合わせている。