マツダは11月19日に開幕したロサンゼルスモーターショー14で、フラッグシップセダン『アテンザ』の改良モデルをワールドプレミアした。
新型アテンザは、同社初のアダプティブ・LED・ヘッドライトやレーンキープ・アシスト・システムを採用。夜間の視認性や安全性向上をはかった。カーコネクティビティシステム「マツダコネクト」も搭載している。
また、電動パーキングブレーキを初めて採用することで、インストルパネルやセンターコンソールのデザインを大胆に変更し、インテリアを一新。パーツのつながりや統一感を重視した。エクステリアは水平基調を強めたフィンデザインと、より立体的に進化したシグネチャーウィング、LEDヘッドランプなどによって、より精悍でエレガントな顔つきとなっている。
ディーゼルモデルには新世代AWDシステムを設定し、走破性と車両安定性、燃費性能を両立。さらにサスペンションシステムの改良や遮音性の向上、シート性能を改良するなど、フラッグシップモデルにふさわしい上質な乗り心地と静粛性を実現した。
プレスカンファレンスでは『CX-3』や『ロードスター』(米国名:MX-5)、『CX-5』の改良モデルも登場。『アクセラ』の展示もあり、小飼雅道社長は「(北米で販売する)SKYACTIV TECHNOLOGYや鼓動デザインにのっとった新世代モデルを、今回ついにフルラインナップで披露することができた」と述べた。