40名のパイロットが将来性の不安から、スパイスジェットを退職

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スパイスジェット737 MAX 8
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スパイスジェットの将来性への不安から、ここ半年間で司令官を含む約40名のパイロットが退職しているとエコノミックタイムスが伝えた。

監査官は最近の報告書で、カラニティ・マラン男爵が所有するこの格安航空会社の存続の可能性について懸念を明らかにしている。

同社は今年7月から9月の四半期において31億ルピーの損失を報告しており、これは5期連続の赤字となっている。
この赤字額は昨年同時期の55億9千万ルピーから比べると下がっており、総売上が15%増加していることに起因しているが、昨会計年度全体では同社の赤字は100億ルピーを記録している。

さらにパイロット不足は運行の遅延やキャンセルの多発につながっており、資金繰りのためのディスカウントセールを今年1月から行うなど、同社は経営の苦境に立たされている。

編集部

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