UDトラックスは11月18日、アジア・アフリカ地域のアフターマーケット技能コンテスト「UDトラックス現場チャレンジ2014」の最終決戦を日本で開催する。
同コンテストには、186の参加チームから予選を勝ち抜いた9チームが参加。個人の能力向上はもとより、整備士や部品担当、フロントが1つのチームとして問題解決にあたること、現場の意欲向上を目的に、今年からはUDトラックスとしては初めて、参加国をアジア・アフリカ地域に拡大し実施する。
2014年6月から開始した2回の予選はオンラインによる学科競技。インドネシア、マレーシア、南アフリカ、南アジア、日本からの186チーム750名が参加し、9チーム36名がこれを勝ち抜き、最終戦に進出。日本からは参加国中最多の3チームが最終戦に参加する。
最終戦では、診断装置、エンジン、情報システム、ブレーキ、電装、パワートランスミッション、車両故障診断の7つのテーマで、技能を競い合う。各テーマで与えられる所要時間は約35分。最初の5分で問題を読み、次の30分で課題に取り組む。
車両故障診断では、5月にリニューアルしたフラッグシップ大型『クオン』、2013年夏に発売した新興国向け大型トラック『クエスター』を使用する。
UDトラックスでは、数あるトレーニングイベントの中で最大となる「現場チャレンジ」で、アフターサービスの重要性を従業員が再確認すると同時に、同社がグローバルで品質向上に取り組む姿勢を内外に示していく。