酒酔い運転で逆走、バス2台に次々と衝突の男逮捕

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2日午後8時50分ごろ、静岡県静岡市清水区内の市道を乗用車が逆走し、対向車線を順走してきた大型観光バス2台と次々に衝突する事故が起きた。乗用車は中破炎上したが、運転していた男はクルマを放置して逃走。警察は翌3日に44歳の男を逮捕している。

静岡県警・清水署によると、現場は静岡市清水区袖師町付近で片側2車線の直線区間。中央分離帯が設置されている。乗用車は対向車線側へ進入して逆走を開始。対向車線を順走してきた回送中の大型観光バス2台と次々に衝突した。

バスの乗員にケガはなかったが、乗用車は中破炎上。乗用車を運転していた男はクルマを現場に放置し、徒歩で逃げた。警察が周辺捜索を行ったところ、事故から約2時間後に約600m離れた場所で不審な男を発見。職務質問したところ、事故への関与を大筋で認めたため、3日に道路交通法違反(酒酔い運転、危険防止措置違反)容疑で逮捕している。

逮捕されたのは同区内に在住する44歳の男。警察では近くの交差点から対向車線側へ誤進入したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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