JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTの一般道区間のうち陸前高田~高田病院間(岩手県陸前高田市)のルートを変更し、高田高校前駅を新設すると発表した。同時に陸前高田駅も移設する。
盛岡支社の発表によると、2013年冬季に実施したルート変更を今年も12月中旬から実施するが、前回とはルートを一部変更し、高田病院駅は移転しない。2015年3月には、冬季ルートの陸前高田方を一部変更するとともに、岩手県立高田高等学校の近くに高田高校前駅を新設する。同時に陸前高田駅も現在地から少し離れた陸前高田市消防防災センター等整備事業区域内に移設し、駅舎を新たに整備する。
高田高校は2011年3月に発生した東日本大震災の津波で校舎が破損。現在は大船渡市内の仮校舎を使用しているが、陸前高田市内の新校舎が完成することから、陸前高田市の要望を受ける形で高田高校前駅を新設することになった。同駅から新校舎までは約500m離れている。