英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは10月30日、エンジン・マニュファクチャリング・センターを英国に開業した。
エンジン・マニュファクチャリング・センターは、ジャガー・ランドローバーが5億ポンドを投資して建設。同社のエンジン生産の中核拠点に位置付けられる。
同センターで組み立てられるのは、ジャガー・ランドローバーの新世代エンジン、「インジニウム」。パリモーターショー14で発表されたジャガー『XE』に搭載される2.0リットル直列4気筒が、最初のインジニウム ユニット。ランドローバー車にも近い将来、インジニウムが搭載される予定。
また、同センターは、1400名の雇用を創出する計画。サプライヤーまで含めれば、5500名の雇用が見込まれており、ジャガー・ランドローバーは、地元への貢献を高めていく。
開業記念式典には、ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペスCEOが登壇。「エリザベス2世の我々のエンジン・マニュファクチャリング・センターへのご来場を、ジャガー・ランドローバーは心から歓迎する」と挨拶している。