ガス・マレーシアは、11月1日よりマレーシア半島における非電力セクター向けの天然ガス利用料金を見直すと発表した。
見直し後の産業向けのガス料金は、百万英熱単位(mmBtu)当たり19.32リンギから19.77リンギに値上げされる。家庭におけるガスの料金や液化天然ガス(LPG)は値上げの対象とはならない。
ガス・マレーシアによると、ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)からガス・マレーシアが調達するガス価格が値上げされることから価格の見直しを実施した。
料金の見直しにより、セメントや鉄鋼製、ゴム手袋造業者などに影響がでると見られている。
ガス・マレーシアは、今年5月1日付で1mmBtu当たり16.07リンギから19.32リンギに20%(3.25リンギ)の大幅な値上げを実施していた。
(ザ・サン、ザ・スター、10月30日)