日野、通期連結営業利益を1000億円に上方修正

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日野・デュトロ
  • 日野・デュトロ
  • 日野自動車の市橋保彦社長
  • 日野・プロフィア(参考画像)

日野自動車は10月30日、2015年3月期第2四半期累計(4-9月期)の連結決算を発表し、通期業績予想を期首時点より上方修正した。営業利益は100億円増額の1000億円(前期比11%減)とした。

海外では主力のタイ、インドネシアで需要が低迷しているものの、国内が想定以上の水準となっている。記者会見した市橋保彦社長は、上方修正の理由について「国内市場の強さ」を挙げ、同社の今期国内販売計画も「期首計画の4万9500台を、5万4000台(前期比4%増)に修正した」と、明らかにした。

一方で海外は、約9000台を下方修正した。通期の純利益予想は期首より70億円多い650億円(27%減)に増額修正している。また、第2四半期累計の営業利益は493億円(前年同期比18%減)で、同期としては3期ぶりの減益となった。

《池原照雄》

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