米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは10月28日、ブラジルで開幕したサンパウロモーターショー14において、『S10』の「ハイ・カントリー」を初公開した。
シボレーS10は、シボレーブランドの小型ピックアップトラック。米国では1982年から2003年までの21年間、販売された。その後、後継車のシボレー『コロラド』が登場し、S10の名前は、米国では消滅した。
しかし、ブラジルでは、2012年に新型シボレーS10を発表。ブラジルでは、コロラドがS10の名前で販売されており、ブラジルで現地生産されている。
今回、サンパウロモーターショー14で初公開されたのは、S10をベースにしたコンセプトカー、ハイ・カントリー。ボディカラーは、赤いメタリック色の「レッドチリ」で塗装。足元には、ダーククロームの18インチホイールを履く。
室内は、2015年モデルの『トレイルブレイザー』の考え方を導入。ツートンレザーやグロスブラックパネルなどが採用されている。