日産自動車が発表した2014年度上半期(4~9月)の生産・販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は、前年同期比1.3%増の244万9563台で、年度上半期として過去最高を記録した。
国内生産は同17.4%減の41万3469台と前年実績を大きく下回ったが、海外生産は同6.2%増の203万6094台と年度上半期として過去最高を記録。米国、メキシコで年度上半期として過去最高となったほか、スペインも前年実績を上回った。
グローバル販売台数も同4.4%増の255万5490台と、年度上半期として過去最高台数を記録した。
国内販売は同7.6%減の29万0894台。登録車は同19.0%減の18万2876台とマイナスだったが、軽自動車は同21.1%増の10万8018台と、年度上半期として過去最高台数となった。
海外販売は、同6.2%増の226万4596台で、年度上半期として過去最高台数を記録。中国では前年実績をやや下回ったが、米国とメキシコで年度上半期過去最高の販売台数となった。
輸出は同20.1%減の23万3663台と不振だった。欧州向けは順調だったが、北米向けが同48.7%減の10万3943台と大きく数字を落とした。