欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは10月28日、ブラジルで開幕するサンパウロモーターショー14において、『フォックス』の「ペッパーエディション」を初公開する。
フォックスは2004年に発表。フォルクスワーゲンがブラジル工場で生産し、主に中南米で販売しているコンパクトカー。車体は『ポロ』よりも、ひと回り小さい。
サンパウロモーターショー14で初公開されるフォックスのペッパーエディションは、最新型のフォックスをベースにしたコンセプトカー。「スパイシー」をテーマに、内外装にスポーティかつ若々しさを表現した。
ボディカラーは、レッドトルネードで塗装。ルーフは黒で仕上げた。フロントバンパーは専用デザインで、新型『ゴルフGTI』モチーフのメッシュパターングリルも装備。フェンダーには、樹脂製のエクステンションを追加する。
室内には、ツートンのレザーを採用。ステアリングホイールは、新型『ゴルフ』に近いデザインとした。ESCやトラクションコントロールなど、安全装備も充実。搭載エンジンはエタノール燃料にも対応した1.6リットル直列4気筒ガソリンで、最大出力120hp。6速MTとの組み合わせで、0-100km/h加速は9.8秒、最高速は189km/hと公表されている。