トヨタ・モーター・ヨーロッパは10月15日、2014年1-9月のレクサスの欧州新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万7528台。前年同期比は19%増と伸びた。
車種別の1-9月実績では、『IS』が9592台と、最量販車に君臨。前年同期比は25%増と伸びた。注目できるのは、最も売れたグレード。ハイブリッドの「IS300h」が7569台と、IS全体のおよそ8割を占めた。ディーゼルが主流の欧州市場で、ガソリンハイブリッドが支持を伸ばす。
ISに続いたのは、SUVの『RX』で、9133台。このうち、ハイブリッドは、およそ44%の4063台だった。RXに次いで売れたのは、『CT200h』。1-9月実績は、7903台だった。
また、『GS』は3140台を販売。こちらも、ハイブリッドは1808台と、ハイブリッド比率が、約6割と高い。『LS』は359台を売り上げ、ハイブリッドが173台を占めた。
トヨタ・モーター・ヨーロッパは、「レクサスISのハイブリッドは、前年同期比36%増。発売以来、販売は好調」とコメントしている。