香港国際空港は10月19日、9月の利用実績を公表した。
旅客数は前年同月4.8%増の503万7000人。そのうち香港市民は同8%増。ロシア・北米路線の旅客数が特に多かった。貨物量は同5.2%増の36万4000トン。同18%増の継越貨物量が好調を牽引したほか、東南アジア・北米路線の取扱量も引き続き増加傾向にある。航空機発着回数は同5.1%増の3万1995回。
空港管理局のフレッド・ラムCEO(最高経営責任者)によると、10月上旬の大型連休中は空港と中国本土を結ぶ高速フェリー、バス、リムジンの利用が非常に好調だった。また冬期運航ダイヤ(10月末~)の運航便数は1日最大1110便まで増加する予定。日によっては大変な混雑が予想される。