メルセデスベンツは、フランスで開催されたパリモーターショー14において、改良新型『Bクラス・エレクトリックドライブ』を初公開した。
同車は、小型MPVとして定評あるBクラスのスペースユーティリティ性能はそのままに、ゼロエミッション走行を可能にしている。特徴となるのは、リアアクスル前方に設けられた「エナジースペース」と呼ばれる空間。このスペースにリチウムイオンバッテリーをレイアウトし、通常モデル変わらない室内スペースを確保している。
EVパワートレインに変更はなく、モーターは、最大出力180hp、最大トルク34.7kgmを発生。搭載されたリチウムイオンバッテリーは、1回の充電で、最大200kmを走行可能。0‐100km/h加速は7.9秒、最高速は160km/h(リミッター作動)の性能を備える。