【ダカール15】日野チームスガワラ、レンジャー2台で参戦…車両・チーム体制を強化

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ダカールラリー2015参戦 「日野レンジャー」 (左:1号車、右:2号車)
  • ダカールラリー2015参戦 「日野レンジャー」 (左:1号車、右:2号車)
  • 新開発した等長エキゾーストマニホールド
  • 吸気口を拡張したインテークマニホールド
  • テーパーリーフサスペンション(フロント)
  • テーパーリーフサスペンション(リア)

日野自動車は、2015年1月3日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタートする「ダカールラリー2015」のトラック部門に、菅原義正氏率いるチームスガワラと共に「日野チームスガワラ」として、「日野レンジャー」2台で参戦する。

日野は、年を追うごとにハイスピード化するレースに対応するため、段階的にエンジンの排気量アップによる高出力化に取り組んできた。前回の2014年大会で、1号車に従来のJ08Cエンジンより排気量が1リッター大きいA09Cエンジンを搭載して好感触が得られたため、次回の2015年大会では2号車にも同エンジンを搭載し、また吸排気系の改良により、さらなるパワーアップを実現した。また、2台とも前後サスペンションを変更して路面への追従性を向上させ、悪路でのスピードアップを目指す。

さらに、次回大会にはチーム体制も強化して臨む。まず、菅原義正氏がドライバーを務める1号車のナビゲーターを1人増やし2人体制に変更することで、乗員の負担を分散し、戦闘力の向上を狙う。加えてメカニックは、全国の日野販売会社からの公募選抜数を1人増やし、函館日野自動車、東京日野自動車、横浜日野自動車、広島日野自動車から各1人が参戦。また、昨年に引き続き、日野の車両生技部からメカニックが1人とエンジン設計部から1人がチームのエンジニアとして参戦するなど、レース経験者が継続参戦してチームとしての総合力向上を図り、排気量10リッター未満クラス6連覇とトラック部門での総合上位入賞を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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