西武、東村山連立事業の土木工事を再入札

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東村山駅付近連立事業の平面図(上)と縦断面図(下)。工区を四つに集約した上で入札参加者を再募集する。
  • 東村山駅付近連立事業の平面図(上)と縦断面図(下)。工区を四つに集約した上で入札参加者を再募集する。
  • 東村山駅高架化の横断面イメージ。現在の地上駅の直上に2面4線の高架ホームを整備する。

西武鉄道は10月14日、東村山駅(東京都東村山市)付近で実施する連続立体交差事業(連立事業)で、土木工事の入札参加者を改めて募集すると発表した。

この連立事業は、新宿線・国分寺線・西武園線の東村山駅付近の線路を高架化し、府中街道など5カ所の踏切を解消するもの。2013年12月10日に東京都が事業認可を受け、西武は今年9月4日から18日にかけて土木工事の入札参加者を募集した。しかし「当社規定に定める要件を満たさなかった」(西武鉄道)ことから、改めて入札参加者を募集することにした。募集期間は10月27日までとしている。

工事区間は新宿線の本町4丁目付近~久米川町5丁目付近間、国分寺線の本町2丁目付近~本町1丁目付近間、西武園線の本町2丁目付近~野口町4丁目付近間。全体の工事延長は約3080mで、内訳は高架橋が約2160m、擁壁などが約920mになる。前回の入札参加者募集では工区を七つに分けていたが、今回は4工区に集約。予定工期は前回と同じ2015年1月から2025年3月までとしている。

《草町義和》

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