ゴミ収集車が坂道を無人滑走、民家ブロック塀に衝突

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7日午後1時10分ごろ、神奈川県横浜市南区内の市道で、路上に駐車していたトラック(ゴミ収集車)が無人のまま坂を滑走。約20m走行して民家のブロック塀に衝突する事故が起きた。人的被害は無かったが、ブロック塀が損壊している。

神奈川県警・南署、横浜市資源循環局によると、現場は横浜市南区永田南2丁目付近。急な坂道となっている。運転していた50歳代の男性と、同乗していた40歳代の男性が降車してゴミの収集作業を開始したところ、車両が前進状態で滑走。約20mに渡って無人のまま走行し、道路左側の民家ブロック塀に衝突した。

この事故でブロック塀の一部が損壊したが人的な被害は無かった。警察は運転者から事情を聞いている。

現場の坂は斜度が約9度。安全作業マニュアルの規定では、坂道に停車して作業を行う場合は「前後のタイヤに車止めを装着すること」とされていたが、右後輪にしか車止めを設置していなかったという。サイドブレーキの掛け方も不十分だったとみられ、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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