ロータスF1チームとメルセデスAMGハイパフォーマンスパワートレインは10月9日、F1の2015年シーズンにおけるエンジン供給契約を締結した、と発表した。
ロータスのF1マシンは2014年シーズンまで、ルノー製エンジンを搭載。また、メルセデスAMGは、マクラーレン、ウィリアムズ、メルセデスAMGペトロナスの3チームに、エンジンを供給してきた。
ところが、2015年シーズンは、マクラーレンがホンダ製エンジンに変更。マクラーレンとの契約解消により、メルセデスAMGは、新たに1チームへエンジンを供給できることになり、ロータスF1との契約が成立した。
なお、契約は2015年シーズンから、現行のパワーユニット世代が存続するまでの期間となる。
ロータスF1チームのマシュー・カーターCEOは、「メルセデスAMGとの長期的な契約は、喜ばしい限り」とコメント。メルセデスベンツ・モータースポーツのトト・ヴォルフ代表は、「現行世代のパワーユニットを3チームに供給し続けることが、メルセデスベンツにとって非常に重要」と語っている。