マツダの米国法人、北米マツダは10月1日、9月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万3980台。前年同月比は6.7%増と、7か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、7859台止まり。前年同月比は9.1%減と、2か月連続で前年実績を下回った。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、17.3%減の1585台と後退。7か月ぶりに前年実績を割り込む。
2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、9月の新記録の4263台を販売。前年同月比は34.6%増と6か月連続で増加した。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、535台。前年同月比は0.7%減と、2か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、9月の新記録の8097台を販売。前年同月比は28.9%増と、8か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1227台にとどまり、前年同月比は19%減と2桁のマイナスが続く。
スポーツカーでは、モデル末期の『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が414台を販売。前年同月比は3.5%増と、6か月ぶりに増加。
マツダの2014年1-9月米国新車販売は、前年同期比9.3%増の24万0953台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「アクセラ、アテンザ、CX-5のSKYACTIV技術、品質、燃費などが、販売増に結びついた」と語っている。