メルセデス・ベンツ日本は、『Cクラスステーションワゴン』をフルモデルチェンジし、発売を開始。同発表会場にはF1ドライバーのニコ・ロズベルグ選手も駆けつけた。
ニコ・ロズベルグ選手は現在、メルセデスAMGペトロナスに所属し、カーナンバー6で出走している。彼の父、ケケ・ロズベルグは、1982年のF1ワールドチャンピオンを獲得しており、親子2代でのF1ドライバーである。
メルセデス・ベンツ日本代表取締役の上野金太郎氏から、「メルセデスベンツのF1に乗るということはどのような意味があるか」という問いに対し、ロズベルグ選手は「F1でメルセデスを操縦できるということは、とても誇りに思う体験だ」と回答。
「“シルバー・アロー”は、F1の歴史の中でも伝説となっている。昔の映画や、大好きなメルセデスベンツの博物館へ行くと、当時、圧倒的な力を持っていたと実感できる。そして新しいルールやエンジンが投入された現在も、圧倒的な力を発揮していることに大いに感動し、ドイツ人として、メルセデスベンツに乗るということに光栄だと感じている」と述べる。
また、「メルセデスベンツは、F1と同様乗用車も素晴らしいクルマで、常に進化を遂げており、その証しがこのCクラスステーションワゴンにも表れている。日本の業績は非常に好調で、これからまだ3か月残っているので、今年新しい記録を是非打ち立ててもらいたい」と話し、上野社長を苦笑させた。
上野社長から、メルセデスベンツの魅力について問われると、「メルセデスベンツは私のように若い者にとって、カッコイイ、Coolであるということを挙げたい。モナコの街でAMGに乗っていると、最高の気分だ。それがこのブランドの魅力ではないかと思う」とコメント。「AMGに乗っていると、友人たちも凄いねといってくれるし、乗せてほしいといわれる。モナコでは特別な計らいで『SLS AMGロードスター』を頂いた。それも楽しく運転している」と嬉しさを表現していた。
最後に、鈴鹿で行われるF1グランプリについて、「とてもエキサイティングだと感じている。ベストなマシン、最速のマシンで臨むことができるので、ポールポジションを取って、レースに優勝したい、楽しみたいと考えている」と抱負を語った。