9月28日午前11時35分ごろ、宮城県石巻市内の国道398号を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。道路右側の歩道に乗り上げる事故が起きた。運転していた24歳の男は危険ドラッグ吸引を認めたため、道路交通法違反(過労運転禁止)の現行犯で逮捕している。
宮城県警・石巻署によるとし、現場は石巻市築山1丁目付近で片側1車線の直線区間。ワゴン車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。対向車線をそのまま逆走して道路右側のガードパイプへ衝突。これを破壊しながら前進を続け、道路右側のコンビニエンスストア駐車場に突っ込んで止まった。
運転していた24歳の男は意識が朦朧とした状態で、近くの交番に勤務する署員の質問に対して危険ドラッグ使用を認めたことから、道交法違反の現行犯で逮捕した。
車内からは粉末の入った小袋が発見されており、聴取に対して男は「ドラッグを使った後に運転した」などと供述しているようだ。警察は押収した粉末の成分分析を急ぐとともに、入手ルートについて男を厳しく追及する方針だ。