【パリモーターショー14】シュコダの主力小型車、ファビア 新型…ワゴンの「コンビ」登場

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新型シュコダ ファビア・コンビ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは9月30日、新型『ファビア・コンビ』の概要を明らかにした。実車は10月2日、フランスで開幕するパリモーターショー14で初公開される。

ファビアは、シュコダの主力コンパクトカーの1台。初代ファビアは、1999年に誕生。フォルクスワーゲン『ポロ』とシャシーを共用する小型5ドアハッチバック。2000年にはワゴンの「コンビ」、 2001年にはセダンを投入。

2007年3月のジュネーブモーターショー07では、5ドアハッチバックとワゴンのコンビが2世代目に移行。2010年のジュネーブモーターショー10では、マイナーチェンジを実施。

シュコダは2014年8月、新型ファビアを発表。ハッチバックボディに続いて、パリモーターショー14では、新型のワゴン、ファビア・コンビがデビューを果たす。

新型ファビア・コンビはハッチバック同様、フォルクスワーゲングループの新世代車台、「MQB」をベースに開発。先代比で、室内空間は拡大されており、荷室容量は530リットル(VDA計測法)。シュコダは、「クラス最大の容量」と説明する。

装備面では、「シンプル・クレバー」をテーマに、17の機能的アイテムを採用。このうち、10は新たに導入されたもの。「ミラー・リンク」と呼ばれる車載コネクテッドシステムも用意される。

欧州向けのエンジンは、ガソリンとディーゼルの複数ユニット。先代比で、燃費は最大17%向上する。CO2排出量は、最も低いモデルで82g/km。新型ファビア・コンビは欧州で、2015年初頭に発売される予定。

《森脇稔》

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