シンガポール・チャンギ国際空港は9月29日、8月の利用実績を公表した。
航空旅客数は前年同月比0.6%減の464万9000人で、2カ月ぶりのマイナス。北東アジア、南アジア、南西太平洋路線の利用者は多かった一方、東南アジア路線が低調。特にタイ・バンコクとシンガポールを結ぶ路線は同11%減を記録した。
航空貨物量は同4.1%増の15万6000トンで、3カ月ぶりの増加に転じた。航空機発着回数は同4.2%減の2万8360回で、3カ月連続のマイナス。1~8月の旅客数、貨物量、発着回数はすべて前年同期をわずかに上回っている。