ジャパン・マリンユナイテッドは、津事業所(三重県津市)で建造していたレプタ・シッピング向けの次世代省エネ型バルクキャリア(G81BC)「ノルド・ヴァルゴ」を引き渡した。
船は、種々の省エネ対策を採用し、燃料消費量を大幅に下げることにより、GHG(温室効果ガス)低減に成功した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリア。
船には、省エネ附加物のほか、低風圧型居住区や、波浪抵抗増加を減少するレッジバウ、低摩擦抵抗塗料を採用した。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則Tier IIにも適合するなど、環境に配慮した船型となっている。
主機関はMAN B&W 6S60ME-C8.2で、航海速力は14.50ノット。