ホンダは17日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて、コレクションホール所蔵マシンの走行確認テストを行った。
1988年に16戦中15勝と圧倒的な強さをマークした『MP4/4』。ホンダ封じとも言えるレギュレーション変更により、ターボから3.5リットルNAエンジンとなった1989年に登場したのが『MP4/5』だ。
新開発のV型10気筒エンジンを搭載したMP4/5は、前年のMP4/4に続きサーキットを席巻。16戦10勝をマークしコンストラクターズタイトルを獲得した。
前年から継続の“セナプロ”コンビによるドライバータイトルは前年以上に激化。第15戦の日本GPではレース終盤に二人が接触。プロストがリタイアとなるがセナはレースを続行。トップでゴールしたが、その後失格となりドライバーズタイトルはプロストが獲得することとなった。