ホンダは、10月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される「第41回 国際福祉機器展 H.C.R.2014」に、軽乗用車『N-BOX +』の車いす仕様車や運転補助装置「Honda・フランツシステム」などを出展する。
N-BOX +の車いす仕様車は、多彩な荷室のアレンジにより、車いす仕様車としてだけでなく、日常生活からレジャーまで幅広い用途に対応。2013年度には6259台を販売し、同社福祉車両として過去最高の台数を記録した。
また、両上肢での運転操作が困難な人が両足だけで運転操作できる足動運転補助装置Honda・フランツシステムや、身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「Honda・テックマチックシステム」により、さまざまなパーソナリティーのユーザーに移動の喜びを提案していく。
さらに、加齢などにより脚力が低下した人の歩行をサポートするために研究開発中の「歩行アシスト」を参考出展するほか、下肢に障がいを持つ人が、実際の運転操作に近い環境で訓練することを目的とした、手動運転補助装置を装着した簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Hondaセーフティナビ」などを展示。このほか、要介護者が車両に乗り込む際の介助の仕方などについてデモンストレーションを行う。