日産自動車は、ル・マンおよびFIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1チームに起用する、米国人ドライバーについて、これまでのGTアカデミー勝者とファイナリストをテストすると発表した。
テストの対象となるのは、元米国GTアカデミー勝者、ブライアン・ハイトコッター(2011年)、スティーブ・ドハティ(2012年)、ニック・マクミレン(2013年)に加え、過去の米国ファイナリスト。GTアカデミー出身者を含め、2016年、サーキット・オブ・アメリカで『NISSAN GT-R LM NISMO』をドライブする米国人ドライバーの発掘を進める。
日産の新LMP1チームの拠点はヨーロッパとなるが、運営は日本のニスモ本社が行う。さらに米国インディアナポリスにも拠点を置き、温暖な気候に恵まれた南部のサーキット施設を活用して、来年からアウディ、ポルシェ、トヨタと争いを繰り広げる新マシンのテストを行っていく。