隊列走行の大型バイク6台が転倒、5人が死傷

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14日午後2時10分ごろ、群馬県昭和村内の関越自動車道上り線を走行中の大型バイクが中央分離帯へ衝突して転倒。これを避けようとした後続のバイク5台も次々に転倒するなど、6台が関係する事故に発展した。この事故で5人が死傷している。

群馬県警・高速隊によると、現場は昭和村森下付近で片側2車線の緩やかなカーブ。埼玉県三芳町内に在住する63歳の男性が運転する大型バイクは斜行するようにして路外へ逸脱。そのまま中央分離帯へ衝突して転倒したが、隊列走行していた後続のバイク5台も避けきれず、巻き込まれるように次々と転倒した。

この事故で最初に転倒したバイクを運転していた男性が全身強打でまもなく死亡。同乗していた58歳の女性も重傷を負った。後続バイクの運転者3人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

死亡した男性らはハーレーダビッドソンの愛好家で、事故当時は29台が3グループに分かれて隊列走行をしていた。警察では車間距離が適切に取られていなかった可能性があるとして関係者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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