ユビキタスとミラクル・リナックスは9月17日、車載機器や車載インフォテイメント(IVI)向けソフトウェアの開発・販売で業務提携することを発表した。
自動車、IVIの高度化やネットワーク化などにより、自動車の情報制御に求められるソフトウェアの機能、品質は劇的に変化。オープンソースで、様々なネットワークプロトコルへの対応や2D/3Dなどの高度なグラフィックスをサポートするLinuxを車載機器やIVIで活用する動きが加速している。
ユビキタスは、組込みソフトウェア分野で13年以上の実績と、車載分野において、高速起動、MiracastやDLNA、DTCPなどのマルチメディアネットワークソリューション、Wi-Fiネットワーク関連のミドルウェア技術、製品などで多数の実績をもつ。一方、ミラクル・リナックスは、日本発のLinuxディストリビューションを14年以上継続。エンタープライズ、通信キャリア、組込みシステム向けなどで幅広い顧客への提供実績を持つ。
今回両社は業務提携し、車載品質の組込みLinuxとミドルウェアを組み合わせたベストソリューションを開発。高度化していく車載機器のニーズにマッチした高品質なソフトウェアソリューションをワンストップで提供し、車載機器開発の加速、付加価値の向上を支援していく。