クラリオンは、介護事業大手のセントケアと介護ロボットの企画・販売に関する合弁会社「ケアボット株式会社」を10月2日に設立すると発表した。
ケアボットは、車載機器メーカーと介護サービス会社という異業種連携による、介護事業者初の本格的な介護ロボット企画・販売会社となる。新会社では、クラリオンの持つカーエレクトロニクス技術とセントケアの介護に関する知見を融合。介護現場の職員や高齢者のニーズに応じた、現実的な価格と現場で使える介護ロボットの実現を目指す。
両社は、製品化第一弾として、高齢者向けの服薬支援装置の開発を進めている。同製品は、高齢者の薬の過剰摂取や飲み忘れ、飲み間違い、誤薬を防いで、利用者の安全性と介護現場の人々の利便性向上を目的としたものだ。