インド・プネが世界の銀行のバックオフィスにおける新たなハブに

かつて情報技術分野でのビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)のハブとして知られたプネが、今後18ヶ月から24ヶ月続くと思われる雇用ブームに際して、世界で展開する銀行のバックオフィスとして注目を集めている。エコノミックタイムスが報じた。

エマージング・マーケット インド・南アジア

かつて情報技術分野でのビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)のハブとして知られたプネが、今後18ヶ月から24ヶ月続くと思われる雇用ブームに際して、世界で展開する銀行のバックオフィスとして注目を集めている。エコノミックタイムスが報じた。

ある調査によれば、シティバンク、ドイツ銀行、バークレイズ銀行、スイス銀行、BNY Mellon等から約5000名の雇用が見込まれており、プネはムンバイという商業の中心地に近接しているという条件の良さが魅力となっている。

またムンバイやマハーラーシュトラ州の他の地域からだけでなく、バンガロールやグルガオン、ハイデラバード、コルカタと比較しても魅力とされるのは、不動産価格によるところが大きい。

プネでの賃料はムンバイより40%から50%安い。そのため、幾つかの銀行は既に生活費が高くつくムンバイを離れプネでマンパワーを育てる方向へと変化しつつあるという。

編集部

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