米国の自動車大手、フォードモーターは9月11日、英国ダゲナムのエンジン工場おける環境ディーゼルエンジンの累計生産台数が、300万基に到達したと発表した。
ダゲナム工場では2007年5月から、環境性能に優れるディーゼルエンジンの生産を開始。フォード車および他メーカー車に供給してきた。累計300万基は、生産開始から、およそ7年で達成した記録。
1か月の平均エンジン生産量は、3万基以上。2013年には、年間36万5000基以上の小排気量ディーゼルエンジンを製造した。
当初、排気量は1.4リットルと1.6リットルの2種類。2013年には、1.4リットルがより環境性能の高い1.5リットルに変更された。1.6リットルでは、さらに優れた効率性が追求される。
例えば、1.5リットルを積む『フィエスタ』の場合、欧州複合モード燃費は27km/リットル。CO2排出量は98g/km。1.6リットルを搭載するフィエスタでは、欧州複合モード燃費30.3km/リットル、CO2排出量85g/kmを達成している。