ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは9月10日、ドイツに30億ユーロ(約4175億円)以上の投資を行い、生産能力の増強や乗用車工場の近代化などを行うと発表した。
30億ユーロの内訳は、ジンデルフィンゲン工場に10億ユーロ(約1390億円)以上を投資。将来の新型車の生産に備える。
また、シュトゥットガルトのウンタートゥルクハイム工場にも、10億ユーロ(約1390億円)以上を投資。エンジン製造ラインを拡張する。
ブレーメン工場には、およそ7億5000万ユーロ(約1045億円)を投資。生産能力の引き上げが図られる。さらに、小型車の『Aクラス』、『Bクラス』、『GLAクラス』を組み立てているラシュタット工場にも投資を行う。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、Markus Schafer生産担当取締役は、「成長を持続させるため、今後数年以内に、生産能力を大幅に引き上げる予定」と述べている。