フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは9月5日、8月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7万7506台。前年同月比は9%増と、前年超えを維持する。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの8月実績は、前年同月比13%増の6万0306台と、引き続き好調。販売の主力は、2012年4月に発売された現地生産車の『フォーカス』。8月は2万8305台を売り上げた。中国市場に投入されたばかりの新型『モンデオ』は、107%増の8526台と大幅な伸び。
SUVでは、『エスケープ』が前年同月比39%増の1万2114台と好調。『エコスポーツ』も29%増の6300台を売り上げた。
また、江鈴汽車の8月実績は1万6200台。前年同月比2.1%減とマイナスに転じた。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力。
フォードモーターの2014年1-8月中国新車販売は、前年同期比30%増の71万7537台と新記録。同社は2013年、中国で93万5813台と、過去最高の販売を達成。前年実績に対して、49%増と大きく伸びている。