三菱自動車は9月11日、『アウトランダー』など2車種のブレーキランプスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『アウトランダー』『グランディス』の2車種で、2007年1月15日~2009年12月10日に製造された計7983台。
ブレーキランプスイッチにおいて、絶縁性潤滑油が付着した作業用手袋で組み付け作業をしたため、微量な潤滑油成分がスイッチ接点部に浸入し、当該接点部に絶縁物が生成されることがある。そのため、当該接点部の電気抵抗が増大して導通不良となり、ブレーキランプが点灯しなくなるおそれがある。なお、一部の車種において、ブレーキランプが点灯しなくなった場合、シフトレバーがパーキング位置から動かなくなる事象も発生する。
全車両、ブレーキランプスイッチを新品と交換する。
不具合は22件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。