日本郵船と中部電力、三菱商事は、共同出資するトランス・パシフィック・シッピング1が三菱重工業に建造を発注した新造液化天然ガス(LNG)船に「勢州丸」と命名した。
命名式は9月5日、三菱重工の長崎造船所で開催され、式典で中部電力の三田敏雄会長が「勢州丸」と命名、支綱切断が行なわれた。
船名は、中部電力のLNG受入基地(川越町、四日市市)がある三重県北中部の旧国名「伊勢国」に由来する。
勢州丸は、日本郵船と中部電力、三菱商事との共有船となる。竣工後は、豪州プロジェクト、北米プロジェクト向けを中心としたLNG輸送に従事する予定。