高速で逆走…降りるIC通り過ぎたからUターン

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4日午後2時10分ごろ、大阪府阪南市内の阪和自動車道下り線を軽乗用車が逆走。これを避けようとした順走車2台がガードレールなどへの接触事故を起こした。軽乗用車は順走していた大型トラックと接触していたが、運転していた76歳の男性にケガはなかった。

大阪府警・高速隊によると、軽乗用車は和歌山県境手前の本線上でUターンして逆走を開始。約15km離れた阪南市山中渓付近を走行していた際、順走していた大型トラックの側面部に接触したが、その後も逆走を続けた。

「逆走車がいる」との通報を受けて捜索していた道路会社のパトロールカーが軽乗用車を発見して抑止。運転していた泉南市内に在住する76歳の男性を保護した。男性にはケガはなかった。

後の調べで、直に接触したトラック以外にも、衝突を避けようとしてガードレールなどに単独衝突を起こした乗用車が2台いたことが判明している。

聴取に対して男性は「泉南ICで降りるはずだったが、通り過ぎてしまったのでUターンした」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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