【新聞ウォッチ】トヨタ、年度内に市販する燃料電池車、その車名は「ミライ」

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トヨタ FCVセダン
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年9月8日付

●錦織決勝進出、全米テニス、四大大会単日本人初(読売・1面)

●ミステリー電車で乾杯、西武鉄道26・27日、新所沢駅など発着(読売・7面)

●内閣支持率上昇47%、女性閣僚5人「評価」55%、本社世論調査(朝日・1面)

●主張、製鉄所「ご安全に」の意識徹底を(産経・2面)

●東京五輪招致実現、ちょうど1年(産経・24面)

●「景気回復、期待下回る」経産相、悪天候など指摘、7~9月(日経・3面)

ひとくちコメント

その車名を聞いて、単純明快すぎると思った人も少なくないだろう。トヨタ自動車が2014年度内に市販する予定の燃料電池車(FCV)の名前を「ミライ」とする方針を固めたという。11月にも正式に発表するそうだ。

すでに、FCVの車名は、一部の自動車専門誌などで取り上げていたが、9月6日の日経朝刊が「燃料電池車名は『ミライ」』」と報じたのに次いで、各紙が7日の朝刊でも伝えている。

記事によると、この車の名前については、複数の候補を検討していたが、走行時に水しか出さない「究極のエコカー」と呼ばれるFCVを日本発の革新技術として世界に発信。そのFCVの普及で、地球温暖化などの課題が山積するクルマ社会の未来を切り開く、との思いを込めて命名したそうだ。

すでに米国では特許商標庁へ「TOYOTA MIRAI(ミライ)」という商標登録の手続きを進めており、海外でも「ミライ」の名称で販売するという。

英文法の学習ではないが、その「ミライ」がいつまでも夢を追い続ける「未来形」ではなく、名実ともに「現在進行形」に変わるのは何年先のことになるのか。

《福田俊之》

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