西武、東村山連立事業の土木工事を発注へ

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東村山駅付近連立事業の平面図。東村山駅を中心とした西武3線で連立事業が行われる。
  • 東村山駅付近連立事業の平面図。東村山駅を中心とした西武3線で連立事業が行われる。
  • 東村山駅付近連立事業の縦断面図。東村山駅とその前後の線路が高架化され、5カ所の踏切が解消される。
  • 東村山駅付近連立事業の横断面図イメージ。東村山駅は島式ホーム2面4線の高架ホームが整備される。

西武鉄道は9月4日、東村山駅(東京都東村山市)付近の連続立体交差事業(連立事業)に伴う土木工事の発注に向け、入札参加者の募集を始めた。募集期間は18日まで。

この連立事業は、新宿線・国分寺線・西武園線の東村山駅付近の線路を高架化し、府中街道など5カ所の踏切を解消するもの。事業主体の東京都は2013年12月10日、都市計画法に基づく事業認可を受けた。

西武によると、工事が行われる場所は新宿線が本町4丁目付近~久米川町5丁目付近間、国分寺線が本町2丁目付近~本町1丁目付近間、西武園線が本町2丁目付近~野口町4丁目付近間。全体の工事延長は約3080mで、内訳は高架橋が約2160m、擁壁などが約920mになる。

駅部は直上工法で現在の線路の直上に高架橋を構築。それ以外の区間は仮線工法を用いる。工期は2015年1月から2025年3月までの予定。

《草町義和》

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